PMP合格体験記

こんにちは!ヤナガワです。 ブログのネタに困ってしまったので、PMPの

こんにちは!ヤナガワです。

ブログのネタに困ってしまったので、PMPの合格体験記でも書いていこうと思います。

2024/11/27(水)に受験しました。

PMP® (プロジェクトマネジメント・プロフェッショナル) とは

PMI日本支社のサイトからの引用ですが、プロジェクトマネジメントに関する国際資格です。

PMP® とは、PMI 本部が認定しているプロジェクトマネジメントに関する国際資格です。

PMP® 試験は、受験者のプロジェクトマネジメントに関する経験、教育、知識を測り、プロフェッショナルとしての確認を目的として実施されます。

専門知識を有していることを証明するために、米国PMI本部が資格認定を行うものであり、法的な資格、免許ではありません。

PMP® 資格は、プロジェクトマネジメントに関する資格のデファクト・スタンダードとして広く認知されており、プロジェクトマネジメント・スキルの評価基準として、IT・建設をはじめとする多くの業界から注目されています。

https://www.pmi-japan.org/pmp_license/pmp/

試験内容

PMPの試験内容については、下記ドキュメント(ECO)にまとめられています。

https://www.pmi.org/-/media/pmi/documents/public/pdf/certifications/pmp-examination-content-outline.pdf?rev=8b6564ee5c0645928c652c6c3a5cc645&sc_lang_temp=ja-JP

試験申込

PMPは研修を受講してPM経歴を提出し、PMIに承認をもらって申込することができるようになります。
PM経歴の内容はちゃんとチェックしているようで、おかしければ却下されます。
提出してから承認されるまでの期間がだいたい5日ぐらいかかります。

あと、10%ぐらいの確率でAuditの対象となる場合があります。
対象となった場合は、卒業証明書を発行したり、PM経歴が正しいことを保証してもらうために上司などに署名してもらい、嘘をついていないことを証明する必要があります。

・35時間研修

PMPを受験するにあたり、35時間の研修を受ける必要があります。
日本のATPが提供する研修は、どこも10万円~30万円ぐらいかかるため、かなり高いです。
私は安く済ませたかったので、Udemyの講座(英語)をセールの時に購入して(1500円前後)、それを受講しました。

・PM経歴

プロジェクトマネジメントの実務経験を文書化して、提出する必要があります。
私は大学を卒業しましたので、直近8年の中から3年分の経歴をまとめる必要がありました。
英語で申請書を出さないといけないのですが、作成するのに手間がかかります。
私は自分の経歴を生成AIとやりとりしながら整理して、文書化して、英訳させました。
便利な世の中になりました。

試験勉強

試験勉強は30時間行いました。勉強で使用した参考書や問題集は下記の通りです。

・PMIイズム

PMP試験は180問出題されますが、ほとんどの問題がシチュエーション問題となります。
今のプロジェクトがこういう状況ですが、プロジェクトマネージャとしてどういうアクションとるべきでしょうか?という感じの問題をひたすら解くことになります。
それらの問題を解くにあたって、PMBOKの内容を理解した上で、PMIイズムを体に染み込ませる必要があります。
PMIイズムというのは、PMIが提唱するプロジェクトマネージャとしての考え方や行動を定義したものであり、下記ドキュメント(倫理・職務規定)にまとめられています。

https://www.pmi.org/-/media/pmi/documents/public/pdf/ethics/pmi-code-of-ethics.pdf?rev=a58986f9318646ea9efb5fa6c1417cf8&sc_lang_temp=ja-JP

・PMP完全攻略テキスト

PMP試験の参考書はたぶんこの本と虎の巻のどちらかしかないと思います。
35時間研修が英語だったので、日本語で学びたくて購入して読みました。
日本語の35時間研修を受講した方は、こちらの参考書はいらないかもしれません。

https://amzn.asia/d/hCBQDz4

・PMI Study Hall

PMI Study HallはPMI公式の問題集です。
プランとしてEssentialとPlusがありますが、Essentialの方で問題ありません。
問題ごとに難易度設定されていますが、Expertレベルの問題は本試験ではあまり出ないみたいです。
練習問題は英語しかないためブラウザの翻訳機能で翻訳させる必要がありますが、模擬試験の方は日本語の問題も用意されています。
私は模擬試験のみ解きました。

https://www.pmi.org/shop/p-/digital-product/pmi-study-hall-pmp-essentials-(subscription)/dp013

・Udemy – PMP (Project Management Professional) 試験模擬問題集 全360問(2回分)

1~2割ぐらいは同じような問題が出ますので、やっておいた方がいいと思います。
解説があまり詳しくないため、PMI Infinityも活用することをオススメします。

https://www.udemy.com/share/1099I0/

試験当日

PMPは自宅で受験するかテストセンターで受験するか選べます。
私は、セットアップが面倒だったので、テストセンターにしたのですが、関東でPMPを受験できるテストセンターが千葉と西新宿にしかありませんでした。(西新宿を選びました)
試験の開始はAM 8:00なのですが、30分前に集合してくださいと記載があるため、AM7:30に到着する必要があります。
自宅から距離があり始発の電車で行きたくなかったので、私は前日テストセンター近くのホテルに泊まりました。

朝テストセンターの階へ行く際、1階のエレベーター前のインターホンを鳴らしてドアを解錠してもらう必要があるのですが、それを知らない他の受験生がガラスのドアに阻まれているのを見てリサーチが甘いなぁって思いながら、インターホンを鳴らして解錠してもらいました。(その人も私のうしろをついてきました)

会場についたら番号札を渡され、番号が呼ばれたら電子機器の電源が落ちているかチェックされ、サインさせられ、写真を撮られました。
その後、ロッカーに荷物を詰めるのですが、試験中は60問問題を解くごとに10分休憩を取れるため、休憩中に食べたいものや飲みたいものがあれば、カバンの外に出して、ロッカー内の手前側に置いておく必要があります。
準備できたら、椅子に座り、案内してくれる人に呼ばれるのを待ちます。
PCの所に行く前にいろいろ説明を受け(例えば休憩を取る際は手を挙げろとか)、ペンやボード、耳栓を貸してもらえます。
私は耳栓を借りなかったのですが、隣の席のおじさんがずっと独り言をブツブツ言っていたため、とても後悔しました。

出題された問題に関してですが、175問はシチュエーション問題、5問はドラッグ&ドロップの知識問題が出ました。
ウォータフォールの問題が半分、アジャイルやハイブリッドの問題が半分の比率で出題されたかと思います。
ドラッグ&ドロップの問題は、左側に並んでいるものを右側の該当するものの上にドラッグ&ドロップする問題です。
具体的にどういう問題が出たかはここに書けないですが、私の場合は以下の分野で出題されました。

  • タックマンモデル
  • スクラムイベント
  • MBTI
  • EVM
  • ツールと技法

知識を直接問われる問題が上記ぐらいしかないため、ITTOを全て丸暗記しても試験対策としてはあまり意味ないです。

試験が終わったタイミングでは画面上で合否はわからず、アンケート画面の方にいきます。
アンケートを入力すると試験監督が来て、外に案内され、受付まで戻ると紙がもらえます。
スコアが合格ラインを超えている場合、紙に合格ライン超えてますよーみたいな文章が英語で記載されています。
正式に結果がわかるのは48時間以内とありますが、その日の夜や次の日の朝にはわかることが多いみたいです。
合格ラインを超えていても不正があれば不合格となります。(例えば、時間が足りなくて最後の方全て「1」を選択したみたいな)

試験結果

無事合格できました。

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