AWS Summit 2026 参加レポート

はじめに お久しぶりです。トッキーです。AWS Summit 2026

はじめに

お久しぶりです。トッキーです。
AWS Summit 2026(day2)に参加しました。
参加したセッションは以下です。

  • スペシャルセッション:AIエージェントが変える企業の未来 – 構築から運用まで、ビルダーと創る
  • IaCコードを資産へ:AWS CDK社内ライブラリと横断展開
  • アーキテクチャ道場 2026 – AI時代編!

また、ブースセッションではAnthropicさんとClassmethodさんのセッションに参加しました。
全体の感想としては、AIの話が盛り沢山で、AIの進化スピードが凄まじいことを改めて感じました。
今回のブログでは、気になったトピックや、勉強になったことについてまとめます。

参加目的

私は日頃AWSを基盤としてPJに参画しており、ソリューションアーキテクト的な業務も行います。
そこで今回はアーキテクチャ検討、ガバクラ案件や官公庁案件、大規模開発などに役立ちそうな情報を得るために参加してきました。
ウナルスはこのようなサミットや勉強会などに業務として参加することができます。

スペシャルセッション

AI-DLC

AI-DLCとは、AI駆動開発ライフサイクル(AI-driven Development LifeCycle)のことで、AWSが提唱するAI中心の開発アプローチです。
AI-DLCでは以下のフェーズで開発を進めます。

  1. Inception(意図を要件、ユニットへ分解)
  2. Construction(ドメイン設計->論理設計->コード/テスト生成)
  3. Operation(運用監視、異常検知、対応提案)

所謂SPEC駆動開発です。設計レベルに落としてAIと人間の認識齟齬を無くした上で開発を行うため、人間の意図するモノと同じものができやすい(高品質)なものができあがる印象です。
感想としては、私がAIを用いて開発する際の手法と近く、筋がよかったんだなと自分を褒めていました。

AI番付

AI番付はサイバーエージェントさんが実施している、各部署のAI活用レベルを相撲の番付のように各付けして可視化する取り組みです。
各組織のAI活用レベルが見える化することで、現在地が把握でき、次のステップへの取り組みを決めやすい素晴らしい制度だと感じました。
ポイントは個人だけではなく、組織としてのレベルも計測している点だと思いました。個人レベルで使える人がいても、組織として使えなければ、AIのメリットの多くを損失してしまうためです。
AI-DLCもですが、今までの前提(組織、開発手法)を組み直して、新しい形が必要だと感じました。
現在ウナルスではAI活用を高めている最中ですので、このような面白い取り組みをウナルスでも実施したいです。

IaCコードを資産へ:AWS CDK社内ライブラリと横断展開

私はインフラエンジニアなので、IaCの話は非常に興味がありました。
以下は私がこのセッションで得た学びです。

IaCはCDKを使う

私は学習コストが低いyamlで書けるCloudFormationを採用していました。
インフラエンジニアは業務でプログラミング言語に触れる機会が少ないため、CDKは学習コストが高いと感じ、採用していませんでした。
しかし、再利用という観点で考えた場合、ライブラリ化が可能で、プログラミング言語のエコシステムを利用することができるメリットは大きいと感じました。

ライブラリ化していないプロジェクトでの課題と、ライブラリ化することによる恩恵

ライブラリ化していないプロジェクトでは以下のような課題があります。

  • 似た構成のコードが各PJで散在し、流用する場合はコピーして使用する
  • 追加や変更を加えるたびに、各PJで個別対応が必要であり、PJ数に比例してコストが増加する
  • 同じ役割だが、PJごとで微妙に異なる実装が並立し、認知負荷が肥大する
  • ナレッジがPJ内に閉じてしまう
  • 監視、運用のルールや仕組みがPJごとにバラバラであり、品質管理やセキュリティなどを横断で担保する仕組みが弱い

これらの課題をライブラリ化することで以下のような恩恵を受けることができます。

  • 個別の資産から共通の資産に昇華される
  • ライブラリ側の変更だけで、ライブラリを使用している全PJに適用することができる
  • ベストプラクティスや組織として共通化したい設定を全PJに適用することができる

ライブラリ化の手順

  1. 各PJでよく使うIaCコードを社内ライブラリとして集約
  2. プライベートレジストリで配布、各PJから取り込む

CDKを採用するメリットとして、プログラミング言語のツールチェーンを使用できることは配布が容易になります。

ライブラリ化をする際に気を付けること

ライブラリ化する際に気を付けることも紹介されていました。

  • 抽象化しすぎない
  • 再利用性を意識する
  • 更新の責務を閉じ込める
  • 開発者と利用者の境界を定める

得られたこととまとめ

当初の目的よりかなりAI寄りな情報収集になりましたが、ブログで詳しく記載している通り、IaCに関して今後検討する際に活用できる、非常に有益な情報を得ることができました。
請負案件の場合はライブラリ化は難しいですが、自社開発の場合にガバナンスを整理していくための知見が得られたと思います。
初めてAWS Summitに参加しましたが、お祭りのような雰囲気で非常におもしろかったです。
AWS社員の方とお話する機会もあったのですが、親身に相談に乗っていただき、AWS社員さんの技術力の高さに刺激を受けました。
また来年も参加したいと思います。

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